Memcached::setByKey

(PECL memcached >= 0.1.0)

Memcached::setByKey指定したサーバーにアイテムを格納する

説明

public Memcached::setByKey(
    string $server_key,
    string $key,
    mixed $value,
    int $expiration = 0
): bool

Memcached::setByKey() は機能的に Memcached::set() と同等です。しかし、自由形式の server_key を使用して、 key を特定のサーバーに関連付けることができます。 これは、関連するキーを特定のサーバーに置き続けたいときなどに便利です。

パラメータ

server_key

値を格納したりデータを取得したりするサーバーを表すキー。 アイテムの実際のキーをハッシュするかわりにサーバーのキーをハッシュして、どの memcached サーバーとやりとりするのか選びます。 これで、関連するアイテムを一つのサーバーにまとめられるようになり、マルチ操作の効率が上がります。

key

値の格納先のキー。

value

格納する値。

expiration

期限切れとなるまでの時間。デフォルトは 0。詳細な情報は有効期限 を参照ください。

戻り値

成功した場合に true を、失敗した場合に false を返します。 必要に応じて Memcached::getResultCode() を使用しましょう。

例1 Memcached::setByKey() の例

<?php
$m
= new Memcached();
$m->addServer('localhost', 11211);

/* IP ブロック情報を特定のサーバー上に保持します */
$m->setByKey('api-cache', 'block-ip:169.254.253.252', 1);
$m->setByKey('api-cache', 'block-ip:169.127.127.202', 1);
?>

参考

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